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生活保護を受けるために家を売る? 家があると生活保護が受けられない?

生活保護を不正に受給するというニュースを時々見ます。

私の勝手な想像かもしれませんが、生活保護というのは、いくら頑張っても最低限度の生活ができない人や

病気などで思うように働けない人たちのためにある善意の制度だと考えていました。

 

でも実際は、生活保護を受給していない人たちより明らかに裕福な生活をしている人が生活保護の審査に通り

本当に受給が必要な人に届いていないように思います。

 

それは、生活保護の審査基準が公開されていない(それは知りませんでした)ことが原因のひとつではないでしょうか。

 

そのため

「持ち家があると受給資格がもらえない」

「生活保護を受けるために家を売る」

という矛盾した話が出てくるのでしょうね。

 

やはり知ることは重要です。

そこで生活保護の審査について調べました。

 

 

目次

生活保護を受ける為の条件は?

もちろん、生活保護を受けずに暮らせることがいいのですが、様々な理由から十分な収入を得ることができずに生活保護の申請をされる人はいらっしゃいます。

でも、ただ生活が苦しいからというだけでは、審査が通らないこともあるのです。

その条件には以下のようなものがあります。

 

・世帯年収が最低生活費以下

最低生活費は、地域によって差がありますが、単身世帯でおおよそ12~3万円ほどだと考えてください。

・預貯金・現金・保険・土地・家・車などの財産がない

・援助してくれる家族や親せきがいない

・病気などの理由で働けない

 

条件に当てはまり、生活保護を受けたい場合は、福祉事務所で申請手続きをします。

 

 

生活保護の申請が却下される理由は?

基本的な条件に当てはまっていても、生活保護の申請が通らない人もいます。

 

一言で言ってしまえば、まだ生活資金をねん出できる可能性のある人です。

 

・年金などの公的制度の給付を受けている

その給付だけで生活ができない場合は、生活保護との併用の可能性があります。

 

・売却できる資産が残っている

本人の住んでいない不動産やローン返済中の不動産、なくても生活できる車やバイク・高級家具など、本人が住んでいるが、資産価値が高い不動産などは、まず、売却する必要があります。

 

・援助してもらえる人がいる

 

・働ける可能性がある

本人や配偶者などが健康であれば、働ける状態だと判断されます。

現在仕事がない場合は、仕事につくまでのつなぎとして生活保護の申請が認められることもあります。

 

・借金・ローンがある

この場合は、まず自己破産の手続きをしなければなりません。

 

・福祉事務所に非協力的だったり不審な点がある

申請内容にウソがあるとわかったとき

必要書類の提出をしない

本人確認書類がない

住民票がその自治体にない

 

・その他

暴力団関係者、同居家族など

 

もちろん例外はありますし、受給を受けるためにどうすればいいのかを職員さんに相談することもできます。

 

でも、ウソはいけませんね。

 

 

持ち家は、やはり売らなくてはだめなの?

申請が却下される理由の中で、私が気になったのは、やはり家のことです。

 

住んでいない家などを売却しなければならないという事は、理解できますが、今現在住んでいる家は、どうなるのでしょうか。

 

資産価値が高ければ売る必要があるという意味はわかるのですが、では、売った後その人はどこに住めばいいのでしょう。

普通に考えれば、賃貸住宅に住むことになりそうですよね。

 

なんか腑に落ちません。

そこで資産価値が高いとは、具体的にどのくらいの価値なのかみてみると・・・。

 

厚労省が目安としているものから考えるにおおよそ評価額2000万から3000万になるようです。

地域さはあるとしてもこれなら普通の大きさの家なら売らずに済むと思います。

 

よかった!

生活に困窮したからと言って、家を売ることを早まらずにまずはきちんと生活保護の申請をしたほうが暮らしの立て直しには近道だと思います。

 

 

生活保護を受けるために家を売る? 家があると生活保護が受けられない?まとめ

私を含め、生活保護に対して後ろ向きのイメージを持っている人も多いと思います。

 

生活保護を受けたら、自分の楽しみは我慢しなければならないとか、わずかなぜいたくもできないとか質素な生活を強いられるように思っていました。

 

でも、憲法では『健康で文化的な最低限度の生活を営む権利』があるのです。

 

“文化的な”とは、教育や芸術などが一般の人たちと変わらない水準にあることではないでしょうか。

 

もちろん、超高級車を乗り回したり、しょっちゅう旅行に行っているなどは問題外ですが、普通に趣味を楽しみ、たまにはささやかに外食をすることは最低限度の文化的な生活に当てはまることだと思います。

 

生活保護を受けなくてはならないからと言ってそれを引け目に感じるのではなく再出発のための充電期間をもらったんだ!という気持ちで前向きに頑張りませんか。

住むところがあって、生きていればなんとかなります!

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